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プロが教えるずぼらテーブルマナー

料理系知恵袋

こんにちは、今日も元気なアルベルトです。

今回はテーブルマナーについて書いてみようと思います。

普段テーブルマナーなんて使わないし作法も沢山ありそうだし

いざその場に行くと自信が持てなくて慌ててしまう。

そんな人達へ参考になればと思います。

普段あまり使わないテーブルマナー、急な会食や接待、フランス料理コース、テーブルマナーってどうだっけ?そんな問題を専門調理師のアルベルトがずぼらに解決、ここだけ押さえておけばOKという点を解説したいと思います。

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絶対的に抑えておきたいマナー

結論から言います、絶対に抑えておきたい事は以下の4点だけ

1:カチャカチャ音を立てて食べない

2:カトラリーは外側から使う※カトラリーとはナイフやフォーク、スプーンの総称

※補充してもらえばOK

3:食べ終わったらお皿に対し4時の方向にカトラリーをまとめておく→サービスの人が食器を下げます

※微妙なときサービスは基本下げません

4:食べてる途中の食休み場合はお皿に対し8時と4時の方向にそれぞれカトラリーを置く

※下げてもらっていいですかと言えばサービスが来ます

ということで極論を言えば音を立てなければ後はどうにかなります(笑)

覚えてたらやるといいマナー

覚えてたらやると良いマナーも4点

1:食器は取っ手の付いたカップ型以外は持ち上げない

2:出てきた料理は左側から食べる

3:カトラリーを落としても拾わない。※サービスのスタッフが拾ってくれます。

4:ナプキンを手に取って準備するのはドリンクを注文した後がベター

※1上司がいた場合は上司が準備したのを見てこちらが準備する。

※2おり方は2つ折りにして山の部分をお腹側に置きます

簡単にいうと音を立てず左側から食べてね、食べ終わっているか、まだ途中化を合図してねって事です

コースについて

コースはフルコースで8品(コーヒー紅茶除く)と多いのでそれぞれを説明します。

※一般的に使用されるカトラリー例

1アミューズ:食前酒と一緒に食べる前菜で小さく切った食材が使われることが多く一口で食べれるものが多い。

※ナイフ・フォーク

2前菜:オードブル、アントレと呼ばれ食事の始まりを表す為インパクトのある盛り付けが多い

※ナイフ・フォーク

3スープ:全体のバランスで濃厚なスープ、澄んだスープのどちらかを提供

※スープスプーン

4パン:魚、肉のソースをつけて食べるのでここで全てを食べないように気を付ける

※バターナイフ

フランスではスープの事をポタージュといいます。なのでフランス人からしたらなぜ日本人はコーンポタージュスープをコーンスープスープと言っているのだろうと思うとか思わないとか。

5魚:ポワソンと呼ばれ、魚介類を使った料理

※魚介類→海藻以外の水産物全て 魚貝類→魚類と貝類のみなのでエビ、カニは入りません

ナイフ・フォーク

6グラニテ:魚料理と肉料理の間の口直し、シャーベットよりも粗いみぞれ状の物

※スプーン

7肉:ビアンドと呼び主に牛や鴨などの肉を使ったメインとなる料理

※ナイフ・フォーク

焼き方が大きく分けると4つで好みがあれば席に着いた際にメニューを見て伝えましょう。何も言わない場合はミディアムレア~ミディアムで来ることが多いです

1ブルー(ベリーレア)生肉に近い2セニャン(レア)肉の中心1/3が生状態3アポワン(ミディアム)肉全体に火が通っている4ビヤンキュイ(ウェルダン)肉汁が抜けて完全に火が通っている

肉は焼くほど肉汁が抜けて美味しさが無くなっていくので、セニャンかアポワンとの間となるミディアムレアがお勧めです。

8デザート:フルーツやケーキ、アイス、タルトなど甘味コーヒーや紅茶と共に食べる食事の終わりを表す為、豪華に盛りつける。

※スプーン・フォーク

私見

フランス料理って堅苦しくて、お金持ちの食べるものなんてイメージが強いですが考え方だと思います。

日本でも箸の持ち方、音を立て食べない、行儀とあります、フランス料理も同じだと思ってください。

変にカジュアルフレンチとか分けてしまうからややこしく感じがちですがずぼらアルベルトはどこの国の料理でも同じで行儀よく食べてねって事なのかなと思います。

どんなに覚えてても当日どうだっけってなる事があります、そんな時は気にせずスタッフにどうでしたっけ?と聞いてください。

モヤモヤしながら食べるより、聞いて食べたほうが絶対に美味しいし、楽しくなります、我々コックやサービスの人達は皆さんとの会話も楽しみにしています。

こんなご時世ですが落ち着いた際にはみんなでフレンチでもいかがですか?

来てくれた人の美味しいの笑顔が増えますように!

今回も最後まで読んで頂き有難うございました

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